結婚式の服装(男性)マナー情報サイト。ご祝儀の金額の相場や招待状の返信の書き方・余興ネタやスピーチの例文等も。【 レディファーストを心掛ける】
レディファースト(ladies first)という文化、風習は、意外にも男尊女卑の思想をその歴史の根に持ちます。 レディーファーストのそもそもの興りは、中世のフランスでした。このころ、貴族達は男性よりも先に女性が前を歩き、部屋に入り、食事をする、ということが、常になっていました。しかしその理由というのは、現在の考えからすると褒められたものではありません。例えば曲がり角や部屋の中に敵の刺客がいた場合、または食事に毒が入っていた場合などに、女性を犠牲にし、男性(多くの場合家長)が被害を受けるのを避ける為です。
にわかには信じがたいかも知れませんが、世界の女性が求めて止まないレディファーストという文化は、男尊女卑的な風習として生まれ、それ以後、産業革命後には不可思議な男尊女卑の性格を変えず、ついには「女性は守るものである」という美徳として進化していきました。
では何故今もレディーファーストが求められるのでしょうか。結婚式のようなパーティーでは、女性の服装は綺麗ではありますが、実用的ではありません。極めて動きにくかったり、すぐに疲れたりと、ドレス姿の女性の苦労は耐えません。
男性にしてみたら「あんな靴でよく歩けるなあ」と思うような高いヒールの靴では、階段を踏み外せば大怪我する可能性が非常に高く、重いドアを開けるために踏ん張るのも難しく、人とぶつかればまず転んでしまいます。
そもそもハイヒールはあまり歩く事は考えて作られていません。女性のドレスウェア全般に言えることですが、美しさを優先し、機能性を限りなく犠牲にしているのです。だからこそ、フォーマルウェアであっても普段どおりに動くことの出来る男性が、美しく着飾った女性をフォローするべきなのではないでしょうか。そしてそれこそが、現代のレディーファーストであると思います。
実際にやることは至極簡単です。例えば、ドアがあれば先にドアを開けて待つ。2人のどちらかが動かなければならない時は、男性が動く。女性の椅子を男性が引いてあげる。この様に、男性が会社で上司や、お客様にやっているのと、さほど変わりはないのです。
あなたがパートナーで出席するのなら、歩いている時は腕を組み、階段では手を差し伸べてみて下さい。 たったこれだけでも、とてもスマートなカップルに見えます。パートナーでなくても、椅子を引いてあげる、ドアを開けて待つ、というのは日本でも嫌がる女性は少ないでしょう。それに飲み物などのオーダーも、女性を優先させるとようにしましょう。
ただし、和服を着ている場合、何故だか絵にならず、女性が恥ずかしく感じる可能性もありますので、控えた方が賢明です。
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